ここは怖いインターネットですか?

ここは本当に特定される可能性が多分にあるんで増田に書くか悩んだんですが、酔っ払い的な適当な感覚でこっちに書くことにしました。
なんで明日には消えてるかも知れません。


彰俊自宅に嫌がらせ…三沢さんも悲しむぞ!


ちょっと最近落ちてて、上の記事を読んで昔あった嫌なことがフラッシュバックしてしまったので、ちょっと書いてみる。
インターネットを使えるようになった時、取り敢えず何か検索したくて自分の実名で検索をした覚えがあります。
ただ残念ながら当時何件の結果が出たのかは覚えていませんが、平々凡々な自分のことが書かれたページは見つかりませんでした。



そんなこともすっかり忘れ、何年もごく普通にインターネットを使っていました。
ある時、今から数年前ですが、姉が勤める会社で何故か流行っていた「実名での検索」
姉は何気なく家族の名前も検索したところ、弟である自分の名前が某巨大掲示板上にあったとのこと。
取り敢えず見てみて!!というので、数年ぶりに自分の名前で検索しました。



掲示板は見さえすれど書き込んだことはありませんので、「何が出るかな〜」くらいのつもりでいたんですが、呆然としましたね・・・。
実名と共に書かれている誹謗中傷。
んでもっとちゃんと探したら出るわ出るわ、誹謗中傷の数々・・・。


それからは、必死に削除依頼。
時間があれば検索して削除依頼をする日々。
それと同時に自問自答をして日々を過ごしていく。


中傷の内容を詳しく書いて特定されるのも嫌なんで(削除しきれなくてまだ検索結果に残ってるので)、
意訳ですが「変態で裏表ある嫌な奴だから、みんな気をつけて!!」ってなこと。
当時は既に3年以上彼女もなく、女性に対してヒドイ扱いなんかもしていない。
結局思い当たる人は見付からなかった。
ちょっと書き込みも落ち着いてきたし、自問自答をしていると激しく自己嫌悪に陥るので、監視はしつつ様子をみることに。



それから1ヵ月後くらいに再び検索結果に新しい実名の投稿が現れた。
そこには、実名と中傷と共に住所・電話番号。
それと、自分が書き込みをしたように見せて、煽るようなコメント。
更に、自分が作ったように見せて、実名でブログまで作ってやがった。
丁度そのころから、晒されていた電話番号へ善意の名無しさんから「晒されてる」という忠告の電話がよく鳴るようになってくる。


心を病むには最適な環境だった。
忠告の電話を受けるたび、自分の名前を検索するたび、自問自答をするたびにどんどん落ちていった。
そして、疑心暗鬼になり他人が信用できなくなっていった。


本当に病んで、居なくなってしまいたかった。
そんな時に、たまたま海外へ行くチャンスがあり家族の進めもあって行く事に。


日本を離れた非日常の生活は、本当に楽しかった。
自分が思い付きもしない感覚の基に繰り広げられる生活、数年が経過した今でも愛おしく感じます。


そんな生活が終わり、現実の世界に戻ってきました。
最初は土産話から始まり、帰国と同時に体調を崩したのも重なってインターネット上の話しは全然しなかった。
が、帰国して数週間が過ぎた頃に姉が重い雰囲気と共に部屋へやってきた。
事態は急を要すると告げに。


それは、自分がまだ異国の地にいる時に日本で起こっていたことだった。
削除依頼を出しまくっていたため、頻度は減ったもののまだ忠告の電話はあったらしい。
けど、当時それを知っている俺も姉もそこまで深刻には受け止めていなかったんです。
が、自分が日本を離れている時に、実際に家に嫌がらせをする人が出てきてしまった。
直接の被害は、郵便受けへ「球根」(未だに謎なんですが、何で球根????)の投下と、ドアへの落書きだけでした。
姉は自分に言ったら直ぐにでも帰国するのが解っていたので知らせなかったそうです。
んで、親にも軽く内容を伝えるだけに止め、証拠の確保だけしておいてくれていました。


いっきに現実に引き戻され、それからは管理会社と警察へ頻繁に行き、それと失礼を承知の上で友達も疑い調査。
管理会社は親切で、郵便受けにいたずらをされたであろう時間帯のVTRを貸して頂けました。
が、警察は実害が出ているにも関わらず、頑なに「警備を強化します」の一点張り。
事件にしたくない体質をここで嫌というほど体験してしまった。

友達には、絶対に違う信用出来る数人に限定して話しをして、協力してもらった。
けど、なしのつぶて。
一人だけちょっと「かも知れない」という人物が出たけど、確証が得られず、その頃には泳がせていたWEB上の活動もなくなってしまった為、
結局WEB上に書いている人と実際にいたずらをした人が同一人物かも解らない状態、消化不良の状態で終わらざるを得なかった。


今思えばもっと色んな方法で捜索が出来たかも知れない。
その人物が特定さえ出来れば、今再び実名で検索することも忘れる生活を送れていたかも知れない。


上記の記事の実際に嫌がらせをした人や、自分にここまでトラウマを残させた人みたいな、人の痛みを想像出来ない人が最近増えたように感じる。
今ではやっと多少整理が出来て、人として最低限の節度を持っていたいと思わせてくれたことには感謝も出来るけど、どんなに過酷な人生を歩んできたとしてもその人格を肯定することは出来ない。


まとまりがなくなってきたので、ここで終わりにします。
自他共に認められる素敵な人になりたいですね。

2009/06/19 追記
id:oldfish さん
>ブログサービスに通報すれば特定できた、かも
ブログのサービス元には連絡して、閉鎖のお願いと開示請求の書式の取り寄せは行いました。が、開示される内容はメールアドレスのみ。しかもフリーメールでOKだったので、書類書くより先に心が折れてしまいました。